マインドフルネスの始め方と導入

こんにちは。

コロナ禍で健康の大切さがさらに強く感じる昨今ですが、セルフケアの極みとしての『マインドフルネス』が再び脚光を浴びています。

マインドフルネス瞑想は、その効果が多分野で証明されているほか(脳科学、心理学、精神免疫学、エピジェネティックス遺伝学など)、多くの方々が使えるセルフケアの手段として推奨されますね(うつ病や不安症のケア、妊婦さんや高齢者のメンタルヘルス向上、がん当事者の心のケア、一般人や勤労者のストレスケアなど)。

ですが、マインドフルネスの効果をもっと実感していただくために、自分の中の『強みやプラス面』に応用することを、私はお勧めしています。

楽しみを伸ばすために使おう!

自分の強み(プラス面)とは、例えば、『映画や音楽の時間が好き!』『食べる事が好き!』『ハイキングやサイクリング、散歩が好き!』などなど、すでに楽しみや喜びが存在する活動にマインドフルネス実践を導入することです。

その方が、モチベーションをより長く維持できるし、変化も感じやすいし、何より”もっと楽しめる”からです。

誠実な方の中には、「困難な気持ちや考えに対処できるようになるため」といったネガティブ面(弱み)に焦点化した導入目的を強く抱かれる方がいます。

それはそれで大変すばらしいことなのですが、私の経験上、それだと力(願望)が入りすぎてしまい、思い通りに行かない状況にまた悩まされてしまう…かと思うのです(瞑想が迷走するかのように)。

元々、困難な気持ちや考えというのは、その時々の「状況が作り出すもの」(仕事、体調、家庭、人間関係、金銭の状況に反応して現れるもの)であり、その状況が続く限り、止まないのが当たり前(あるがまま)でもあります。

一方、楽しめる事(活動)とは、そうした状況下でも機能する力(エンパワーメントの源)であり、その人の潜在力が最大化する箇所でもあります。

つまり、好循環を生みやすい箇所という意味です。

心のバランスが崩れている時は、プラス面をあまり感じられないと思うかもしれません。でも、どんな方でも、生活場面のお話をじっくり聞いていると、意識を”切り替える瞬間”があり、それはまさしくマインドフルネスの実践でもあります。

私の提供するマインドフルネス・トレーニングでは、導入前に、そうした意識の切替箇所というか、その人が楽しめたり、喜びを感じられる活動の理解(ヒアリング)を丁寧に行います。

そして、トレーニー(実践者)が「どんな生活場でマインドフルネスを応用したらもっと幸せになるか」を熟慮します。

せっかく、お金と時間を使って受けるマインドフルネス・トレーニングですから、その効果を堪能しなければソンですね。

マインドフルネスの真の導入価値は、そういった工夫点にあると私は考えます。

もし過去に、マインドフルネス瞑想をやってみたけどうまく行かなくて…の悩みがある方は、一度、お問合せください。

あなたの喜びや楽しみを引き出すためのマインドフルネス実践を一緒に考えます。

 

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